〇解熱鎮痛剤(市販薬)

キレイな女優さんのCMが多い解熱鎮痛剤。

「痛くなったら我慢しないで」とか「進化した・・・」とかいう言葉に誘導されて、頭が痛くなったらすぐに飲んでしまう人が多くないですか?

我慢せずに飲むのが癖になり、手放せなくなり持ち歩いている人もいるようです。それで大丈夫なのでしょうか?リスクはないのでしょうか?

まずは厚生労働省のホームページを見てみましょう。

厚生労働省のホームページをみると、市販の解熱鎮痛薬の選び方として、使用の注意等が載っています。

コチラをクリック⇩

市販の解熱鎮痛薬の選び方|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

大事なところにはアンダーラインが引いてあります。必ず読むようにしましょう。

下にスクロールすると、有効成分や市販薬の種類が載っています。

読むと、有効成分は2つに分かれるようです。

これについて見てみましょう。

 

・有効成分

「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」と呼ばれるものと、そうでないものがあります。

 ・NSAIDs

 有効成分名:イブプロフェン・アスピリン・ロキソプロフェン

 特徴:熱や痛みを速やかに抑える。副作用が出やすい。

 市販薬:ロキソニン・セデス・ノーシン・イブ・ケロリン・バファリン(小児用を除く)など

 対象年齢:15歳以上

 ・NSAIDsではない

 有効成分名:アセトアミノフェン

 特徴:NSAIDsに比べ、効き目が穏やか。胃にやさしい。

 市販薬:カロナール・小児用バファリン

 

それぞれ代表的な薬、ロキソニンとカロナールについて、それぞれのホームページを見てみましょう。

・ロキソニン

HPはこちら→頭痛・生理痛・歯痛に速く効く「ロキソニン解熱鎮痛薬シリーズ」|第一三共ヘルスケア (daiichisankyo-hc.co.jp)

ホームページではロキソニンのいろいろな情報が見れます。

製品情報から使用上の注意を開きましょう。

添付文書に載っていることがわかりやすく書いてあります。

中でも、「してはいけないこと」はとても大事なので、ここに貼ります。

 

副作用についても詳しく載っています。

症状があらわれたら直ちに服用を中止と書かれています。

どんな小さな副作用でも注意が必要です。